2014.7.3
症例については、介護8題、医療8題の発表があり、どれも充実した内容だと感じました。
毎回チーム医療症例検討会にご出席いただいている東邦大学医学部教授 長谷川友紀先生から、「この会がはじまった当初は、医療が強いと感じていましたが、最近は介護が力をつけてきたように感じています」とのお話がありましたが、私も、医療、そして介護とも年々レベルがあがっていると感じています。
チーム医療症例検討会で発表される症例は、チーム医療の実践により現代の医学の常識を超えて奇跡の回復を成し得た症例「ミラクル賞」と介護施設のご利用者が、その人らしくキラキラと輝いている、そういった支援ができている事例「キラキラ介護賞」で表彰された症例となっています。基本的に、私がそれぞれの賞に毎月1題を選定していますが、最近では1題に絞れない程にレベルが上がってきています。今回の検討会でも、患者さん・ご利用者のことを考え、喜んで頂くために様々なことにチャレンジした成果が報告されました。
そして発表後には、会に参加している職員たちから自分たちの病院・施設の参考にするために、活発な質疑応答が繰り広げられており、このような取組みと学び合いを積み重ねていくことで、健育会グループが日本の医療・介護を牽引していくことができるだろうと考えています。