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ここでは、心臓病センターで心臓病の手術を行った症例についてご紹介したいと思います。

心臓手術の一症例目となった84歳女性の患者さんは、月島にお住まいの方で、心不全で緊急入院され、検査により大動脈弁狭窄症による心不全と診断されました。急性心不全からの回復を待って人工弁置換術を行いました。高齢であることから術後の回復を心配していましたが、術後早期から積極的にリハビリを行って、元気に回復されています。今は、月島の街中を自転車に乗って走り回れることを楽しみにされているようです。

手術の様子

また、次の症例となった81歳男性は先祖代々、佃にお住まいの方で、旧病院の頃から石川島記念病院を大変信頼下さっている患者さんでした。町内会の朝の体操教室なども率先して音頭取りをされるような方でしたが、昨年の夏くらいから歩くのも苦しくなってきていました。狭心症が疑われることを説明したところ、新病院が出来るのを待って検査を受けたいと希望されました。検査を行うと早急に冠動脈バイパス手術が必要な状態とわかり、手術を行いました。動脈硬化による合併症を持った方でしたが、今では、元気に回復されています。

これらの症例のように、石川島記念病院/心臓病センターは、まさに地域密着型の心臓病センターとしてスタートしています。

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