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このように石巻港湾病院は順調に発展してきましたが、2011年3月には東日本大震災での津波により1階部分に壊滅的な被害を受けました。非常に厳しい状況の中、職員が一丸となって診療を続け、5カ月後の8月には復旧を果たすことができました。これは、現場の職員の頑張りとグループの職員の支援があったからです。石巻港湾病院がどのように早期復旧を実現したかに関しては、日本の病院として初めてアメリカのハーバード大学ビジネススクール(HBS)の教材として取り上げられました。また、震災の翌年には、介護老人保健施設しおんが予定より1年遅れてオープン致しました。

震災時の石巻港湾病院
  • ハーバード・ビジネス・スクール教授 竹内先生
  • 介護老人保健施設しおん

これにより、病院、介護施設、訪問看護ステーション、デイサービスセンターの連携により、石巻地域の皆様に我々の理念であります「心豊かな生活を支援する」体制が出来た訳です。この新病院を拠点として、ひまわり在宅サポートグループが展開する新しい形の小規模多機能型居宅介護事業も行うことができるようになりました。

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