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三つ目の「情報軽視」からは、私自らの行動を振り返りました。
健育会グループでは、病院/施設のディレクター全員による会議が定期的に開催されており、私も全ての会議に出席し情報の把握に努めています。同時に、定期的に私はそれぞれの病院/施設を自分の足で回り、自分の目で確認することをとても重要なことだと考えています。それは、直接足を運ぶことで、「病院内/病室内の雰囲気はどうか ?クリンネスは行き届いているか?スマイルは?」など、様々な情報を得ることができるからです。そして私は、会議から得た情報と現場での感触をもとに、グループの方針を決め、日々の経営を行っています。組織を人の身体に例えると、情報は血液のようなものだと言えると思います。情報の大切さは日々実感しており、これからも風通しの良い、情報が血液のように滞りなく流れる組織の構築に努めます。

病院のラウンド風景

病院のラウンド風景

戦後70年という節目の年に、このように「振り返り、考え、前を向く」TV番組に出会えたことに感慨深いものを感じます。2015年8月14日に発表された安倍首相「戦後70年談話」でも冒頭に「終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。」と語られています。私もこの節目に、歴史の教訓の中から未来への知恵を謙虚に学び、今後のグループ経営に生かしていきたいと思います。

理事長トーク