2018.3.15
看護部門の座長を務めていただいた叶谷先生からは、
「今年も、患者さんに回復していただきたいという視点で真摯にケアに取り組んだからこその研究となっており、現場において大切なことをまとめていただいたと感じています。前回、研究は継続していくことが大事なので、テーマを変えずに研究を蓄積していくという考え方でもいいんですよ、というお話をさせていただき、今回は1演題ですが1年半という長期に渡った研究もございました。皆さんがそれぞれの病棟で悩んでいることは、日本全国の病棟でも同じように直面している悩みだと思います。ぜひ研究で得られた知見を外部の学会でも発表し、悩みを抱える病院同士でディスカッションをし、高めながら知見を共有していけるよう、頑張ってほしいと考えています。」という、今後への期待を含めた講評をいただきました。
また、リハビリテーション部門の座長を務めていただいた酒向先生からは、
「発表されたリハ部門の皆さんは今日の発表を、どの学会に発表されることを念頭に考えておられているでしょうか。私は本日、日本リハビリテーション学会や脳卒中学会、PT・OT・ST学会を念頭に、研究発表を聞いていました。去年に続いて、ますますリハビリ部門の皆さんの研究内容、そして発表する力が伸びてきていると感じています。研究の成果をどの学会で勝負するのか、どの雑誌で論文を書くかということを念頭に、さらに日々研究活動を進めていただきたいと思います。」という講評をいただきました。私も健育会グループからどんどんメインの学会で勝負できる演題が増えていくことを期待しています。