>Vol.61
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南雲
理事長のお話を伺って、循環器の領域の病院であれば、これまでの自分の経験も活きるしお引き受けしたいと考えましたが、最終的に健育会グループで働かせて頂くことを決心したのは、理事長にお招きいただいて参加した60周年記念パーティの時です。あの時、理事長は「パーティに出て、‘違う’と思ったら、この話は断ってください」とおっしゃいましたね。
理事長
そうでした。60周年記念パーティでは、グループの職員が多数集まり、歴史の映像を流すなどしたので、健育会グループの文化を知って頂く良い機会だと思ったのです。入職した後に「自分が想っていたイメージと違っていた」と思われることが、一番悲しいことだと思います。ですから、先生が健育会グループを選ばれる前に、健育会グループのすべてをさらけ出して、入職するかどうかを判断して頂こうと思ったのです。竹川理事長
南雲
あのパーティに参加して、健育会グループはとても良いグループだと感じました。私が参加したのは1日目だったのですが、健育会グループに長く勤めている医師ではない方がご挨拶されていて、健育会グループは職種を超えて職員が支え合っていることを感じました。何と言いますか、一体感を感じたのです。そしてそれは、私が病院で医師として働く中でも特に大切だと思ってきたことでした。ですから、ぜひ健育会グループの仲間に入れて頂きたいと思ったのです。
理事長
そうだったのですね。先生のおっしゃるように、健育会グループでは「和」そしてチーム医療をとても大切にしています。「一人ひとりの患者さんのニーズに合わせた、適切なチーム医療がしっかりと提供できる」ことを「質の高い医療」と定義しているのです。その大切にしている部分に、先生が共感していただけたということで、とても嬉しく思います。さて、新しい石川島記念病院の建設も佳境に入っています。先生と私が初めてお会いしたのは今年の4月でした。そこから、5月のパーティを経て、8月には入職いただきました。
南雲
本気でやろうと決めたら、循環器の病院にはハードの部分でも専門的な設備が必要ですし、一刻も早く病院の立ち上げに関わりたいと思ったのです。一方、不安もありました。面接の時、理事長に「今回のプロジェクトが失敗したらどうしますか?」と伺いました。そうしたら理事長は「失敗したら、そのときに考えましょう」と明るくおっしゃった。私は、この時の会話で、理事長のポジティブな姿勢と、必ず今回の石川島記念病院のプロジェクトを成功させるという強い意志を感じました。南雲先生

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