2013.10.22
健育会グループで一番大切にしていること、そして守らなければならないこと、それは「人間の尊厳」です。年齢、病状、意識の有無に関わらず、全ての方の尊厳を尊重した対応を行う。尊厳は平等なのです。
医療・福祉に携わる者は、一生勉強が必要です。また勉強によって使命感が育まれます。そのような考え方で、我々のグループでは研修や勉強会を積極的に行っています。
最も大きな理事長の仕事と言うのは「責任を取る」と言うことです。皆さんが上司と相談して、患者さんのために良いことをしようとしてチャレンジしたことは、いかなる結果になろうとも全て責任は、私が取ります。
この新社会人入職研修では二班に分かれ、株式会社ビーフォーシーの相部 博子先生をお招きして4月の研修のつづきとなっており、4月の研修で設定した目標についての振り返りから、「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」の徹底のアドバイス等、より実践的な接遇について研修等も行いました。
多くの企業では新人に「チャレンジしろ !」と言いますが、4月の研修では、チャレンジしてはいけないと言いました。医療というのは一人前にならない人間がチャレンジすると患者さんの命に繋がりかねないからです。しかし半年の研修が終わった今、上司と相談しながら、少しずつチャレンジしていって欲しいと思っています。また、これらの研修は、終了後に研修報告書として参加者にレポートを提出してもらうことになっています。私も必ず目を通しておりますが、今回のレポートは前回と比べ、新社会人としての自覚が芽生えてきているような印象を受けました。皆さんの益々の成長を期待しています。