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そして10月11日には、エレナプレゾヴスカ医師が竹川病院に着任され、研修が開始されました。エレナ医師は、マケドニア共和国の研究所で働かれている理学療法、リハビリテーションの専門医です。

私は、高齢者医療・介護は世界の中でも日本が進んでいると考えています。そして今回の研修プログラムは、その日本の中でもリハビリテーションの先端を担っている竹川病院の酒向医師を中心として行いますので、エレナ医師には日本のリハビリテーションの専門的な知識や技術について必ずや学んでいただけると考えています。

エレナプレゾヴスカ医師

また、アンドリヤナ ツヴェトコビッチ大使のお話にあったように、今回の協定では、今後の医療協力体制を念頭に置きつつ、医師に特化した研修プログラムや、医療経験と知識の交流を図るものなど、様々な協力関係を築いていくことができます。これを機会に私たち健育会グループがマケドニア共和国の高齢者医療の助けになるような、例えばマケドニア共和国での病院設立のお手伝いできるようなプロジェクトが始まればと期待しています。

現在は在オーストリア日本国大使館がマケドニア共和国の大使館を兼任している状況ですが、来年にはマケドニア共和国に日本国大使館が開設され、大使が赴任するとのことです。マケドニア共和国と日本の友好関係がますます深まっていく中で、健育会グループも医療介護分野において、その力の一助になれればと願っています。

酒向医師、エレナプレゾヴスカ医師、竹川理事長

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