5. 外部学会における発表演題数の増加
健育会グループでは年間を通して研究や勉強会が積極的に行われており、グループ内でもセミナーを開催し、活発な議論が行われています。一番歴史のある研修会は、「チーム医療症例検討会」で今年11回目の開催となりました。回を重ねるごとに発表内容のレベルが上がってきており、大変頼もしく思っていました。
そのような中、今年は外部の学会での発表が増加し、昨年比約1.7倍の122演題を発表することができました。特に、竹川病院、花川病院のリハ部門の発表が増加し、石川島記念病院では医師の発表が増加しました。日々の忙しい業務で限られた時間の中、これだけ沢山の学会で演題を発表したことは、素晴らしいことです。
学会発表演題 実績(2016年1月〜11月)
また学会等で表彰を受けたという、嬉しいニュースも2つ届きました。
第15回北海道病院学会 学会優秀賞
病院名:花川病院
演題名:回復期リハビリテーション病棟の歩行自立の基準の検討
第18回フォーラム 「医療の改善活動」全国大会IN倉敷
病院名:石巻健育会病院 えんじん+(プラス)
演題名:最終与薬場面における確認手順の定着を目指して
学会発表を積み重ねていくことで、患者さん・ご利用者から学んだことを、病院/施設として患者さんや利用者さん、また社会に還元し、医療・介護の発展に貢献していくという文化ができてきていると思います。研究は必ず日常業務の質の向上に結びつきます。これからもさらにグループで研究活動に取り組み切磋琢磨することで、この良い文化を定着させていければと考えています。
2017年は、新しい病院・施設の開院もあり、健育会グループとしてさらに飛躍の一年になると思います。さらにグループでの結束を強め、前進してゆければと考えています。