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アンケート項目は、健育会グループでは独自の項目で行なっていますが、11項目の「総合満足度」については、実は弊社で患者満足度調査を担当している他の医療グループの病院でも同じ質問をしています。健育会グループの病院は、他の病院と比較して平均よりも高い結果となっている病院がほとんどです。弊社で調査を行おうとする病院は元々意識の高い病院ですので、その中で平均以上ですから全国的にみても高いレベルと判断できると思います。
患者満足度調査をマネジメントに活かす仕組みについては、2009年より導入したインターネットを通じた結果をリアルタイムに共有できるシステムなど、現在健育会グループで取り入れられている仕組みは、アメリカの病院と比較しても遜色ないレベルになっています。」

2017年7月には、直近の第一四半期(4月〜6月)の速報をメディカルディレクターミーティングにて共有しましたが、その結果について、少し気になる点がありました。それは、「主治医は信頼されているか」の項目について、2病院を除く5病院で昨年実績よりも評価が下がっていることです。一般的に医師の人員配置が少なくなればサービスの質が下がるのは理解できますが、第一四半期においては人員が減った病院はなく、逆に手厚くなっている病院もある中でのこの結果に、非常に危機感を抱いています。それぞれの病院の医師たちは、この結果を真摯に受け止め、自らの行動を振り返るべきです。

主治医の信頼度

竹川理事長 株式会社ケアレビュー 代表取締役 加藤良平さん

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