医療法人社団 健育会

理事長そうでした。そのような接点から始まって、先生には株式会社ヘルスケアシステムズの創業間もない頃に社外取締役をお願いいたしました。今では、石川島記念病院、ねりま健育会病院以外の全ての病院が「病院機能評価認定病院」であり、花川病院ではより高度なリハビリにおける付加機能評価認定を受けています。

長谷川思い出として残っているのは、社外取締役を務め始めた最初の頃だったかと思いますが、その頃、竹川先生の発案で「ツートップ制」について取締役会で議論したことです。メディカルディレクターは、診療部門を管轄して医療の質を管理する、マネージングディレクターは、経営部門を管轄して効率的な経営を実現し、メディカルディレクターが実現したい医療をサポートするという、とても優れた仕組みができました。

理事長ツートップ制で「メディカルディレクターは医療の質を管理する」としましたが、当初、院長たちもどうやって質を上げるのかわからないという状況でしたので、「医療の質マネジメント計画」というのを標準化して各病院で作り、4半期ごとに会議で報告し合うという仕組みを作りました。長谷川先生には、「医療の質マネジメント計画」の作成段階に、その内容についてアドバイスをいただきました。