2017.12.14
湘南慶育病院は、2017年11月4日に開院式を終え2017年11月6日より診療を開始しました。外来は13の診療科をオープンしており、多い日は100名を超える患者さんが外来にいらしています。
タブレットのi-padを使ったクラウド型問診システムは初日から稼働しています。これは通常は初診時に紙に書いて提出いただく問診票について、患者さん自身にi-padを使ってご入力いただくことで、即座に担当医が患者さんの情報や症状を確認できるシステムです。当初は、職員も不慣れなところもあり、患者さんへの説明や入力に時間がかかっていましたが、現在では順調に運用しています。
病棟は当初の予定通り、3病棟130床をオープンしており、地域の病院や診療所、介護施設からの紹介も徐々に増えてきています。今月は眼科、消化器外科の手術も施行されました。整形外科での手術も予定しており、病院の診療機能が充実してきました。
また、「地域の皆様と診療する医師の顔が見える関係づくり」をめざして定期的に市民公開講座を開催することにいたしました。診療開始からちょうど1か月が経過した12月5日には、地域の皆様を対象に第1回目の市民公開講座を開催しました。鍼灸外来の鳥海先生による「ツボを活用した転倒予防」をテーマに実技も交え1時間の講座をおこない、想定以上となる約200名の方に参加いただきました。
12月18日・25日には眼科 久保田医師による市民公開講座を開催予定で、さらに年明けには整形外科、消化器外科、リハビリテーション、神経内科の各医師による講座も予定しています。市民公開講座では、各診療科の医師が専門領域の病気や治療について分かりやすく話をしていく予定です。