2017.12.14
今年11月より入院・入所中の普段の生活のご様子をきめ細かくご家族にお伝するサービスとして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)やメールを使って患者さん・ご利用者の日々の様子をお伝えしていく「ご家族向けサービス」を開始しました。
運用は順調に行われており、ご利用いただいているご家族からは、どの病院・施設においても、大変好評です。
ご家族にご安心いただくことを第一の目的に始めたサービスになりますが、例えば患者さん・ご利用者に、ご家族にメールを入れた旨をお伝えすると、ご本人のモチベーションが上がり、さらにリハビリに励まれるような場面も出てきており、このサービスによる好循環が生まれてきていることを感じています。
健育会グループでは、チーム医療を大切にしていますが、そのチーム医療では「患者さん自身」や「ご家族」もチームのメンバーであると考えています。新しいサービスが副次的な効果として、コミュニケーションを深める良いツールとなっていることは嬉しいことです。
健育会グループでは年間を通して研究や勉強会が積極的に行われており、グループ内でもセミナーを開催し、活発な議論が行われています。
今年、1年間の外部学会への参加数を表に示しましたが、発表演題数が最も多かったのは花川病院でした。また、4月に開院したねりま健育会病院も医局5演題/リハビリ9演題の14演題を発表し健闘しています。日々の忙しい業務の中、これだけ沢山の学会で演題を発表したことは大変素晴らしく、職員のみなさんがすごく頑張ったと感じています。