7年前の震災後、石巻健育会病院と名前を変え、今の地に移設して3年が経ちました。職員の皆さんの努力により、石巻地区において健育会グループは非常に高い評価をいただいています。今年は、電子カルテを導入します。また、ひまわり在宅グループにおいてもICT化に取り組む予定です。新たな取り組みを通じて、さらに石巻地区の皆さんのために頑張って欲しいという思いを、職員の皆さんに話しました。
しおんは開設6年を迎えました。昨年は様々なことがありましたが、雨降って地固まるの言葉通り、非常に安定した運営を続けることができています。介護老人保健施設は在宅強化型の基本報酬見直しがありますが、必ずしも強化型にこだわらず、しおんのように介護度の重い人を受け入れて、施設でしっかりと看取るということも重要な役割だと考えています。職員に向けて、そのような思いと、知恵と工夫を持って業務の見直し・改善を行って欲しいということや、これからもご利用者の要望を汲み取って頑張って欲しいということを伝えました。
花川病院は北海道最大規模のリハビリテーション病院です。そして老人保健施設オアシス21は、3ヶ月で自宅復帰を目指すという、我々のグループでは唯一の在宅強化型の老人保健施設になります。またサービス付き高齢者住宅の花ぴりかは、健育会グループで初めてのサ高住となっています。このように喬成会は北海道で様々な挑戦を行っており、職員の皆さんへの講話でも、北の地よりグループ全体に、どんどん新しい風を送り込んで欲しいということを話しました。
どの病院もその地域の人が望むことに応え、地域に貢献し、クライアントの心を豊かにするということは、グループが成長しても変わりはありません。いわき湯本病院が健育会に加わって12年が経ち、昨年は質の改善も大幅に進み、抑制している患者さんは0になりました。これからも地域密着型として地域に貢献し、グループに新しい風を送り込んでください。