医療法人社団 健育会

また、皆様が組織の一員として、反応が「機敏」になってきていることも実感しました。前に述べたようなご利用者様の「人間の尊厳」に最大限配慮した姿勢や取り組み、昨年の同セミナーにおいて上原先生がおっしゃっていたサービスの質の向上、そして、同じ場で私が指摘した発表時間を守ること…。基礎的で細かなことから、根本の精神に関わることにいたるまで、わずか1年で、実によく、咀嚼・意識・実践していることを感じたのです。

とはいうものの、審査委員長の東北大学大学院教授・上原鳴夫先生からは、取り組む際の整理の方法や「ベンチマーク」「ケーススタディ」の活用、専門家との連携等、今後の更なる発展のための課題をご教示いただきました。来年のTQM活動発表セミナーでは、職員の皆さんの更なる進化を期待しています。