2014.8.5
7月24日に行われたメディカルディレクター会議は、グループ7病院のメディカルディレクターと茅ヶ崎セントラルクリニック院長の岩尾先生、湘南藤沢記念病院開設準備室長の松本先生、外部有識者として東邦大学医学部教授 長谷川先生のご出席のもと開催されました。2014年7月1日に石川島記念病院のメディカルディレクターに就任された南雲先生は、初めての参加となりました。議題は、医療の質マネジメント計画の第1四半期(4月〜6月)の進捗についての報告と、与薬業務改善の取組みについての状況報告、看護師ステップアップ研修受講状況について、の大きく3つが話し合われました。
医療の質マネジメント計画は、医学的観点から見た成果を、可能な限り定量化することによって病院全体の医療の質を測定し、管理しようという考え方です。‘インシデント'‘クリニカルアウトカム' ‘患者満足度向上'‘診療に関わる書類'の4つのテーマについて、それぞれのメディカルディレクターから平成26年度計画の第1四半期の進捗について、発表が行われました。また、与薬業務改善の取組みについても、平成26年度計画の第一四半期の進捗についての発表が行われ、また看護師ステップアップ研修進捗報告では、本部からの報告が行われました。健育会グループでは、急性期・慢性期、そして地域性などによって、それぞれの病院で特徴があり、一概にデータの横軸での比較はできませんが、それぞれの病院が改善にむけて真摯に取り組んでいる様子が報告され、また、報告の後には内容に対する質問や情報交換が積極的に行われ、グループ内でのノウハウの共有・蓄積が実現できていると感じました。