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会議の全ての議題が終了した後、今月は私から、2つの話をしました。

1つ目は、以前、淑徳大学の亀山先生に介護職員の求人が難しくなってきていることをお話したところ、わざわざ「求人の参考になれば」とお送り下さった資料です。その資料は、淑徳大学の卒業生が働いている施設のパンフレットで、お送り頂いたパンフレットを活用してその施設では非常に熱心に募集活動をしているとのことでした。今や人材不足の時代であり、待ちの姿勢や従来と同じ方法では人材は集まりません。常に情報発信し、施設の特長や他の施設と差別化できるポイントをアピールする必要があります。それぞれの施設でしっかりと取り組んでもらいたいと考えています。

2つ目は、最近起こった食材の偽装事件の内容などを引用して、法令遵守についてお話しました。私たちが取り組んでいる介護事業は、法令で基準が決まっています。ですから、これは極端な言い方かもしれませんが、たとえ素晴らしいサービスを行いご利用者に喜ばれている施設だとしても、書類に不備があったり人員基準を満たしていないなどの基準違反があれば、それは法令違反となり、そのことがきっかけとなって組織が崩壊に繋がりかねないのです。このニュースを機会に、コンプライアンスついて再度徹底し、守らなければいけないものはしっかりと守り、その上でご利用者に「輝きのある一日」積み重ねて頂くために、日々取り組んで頂きたいと思います。

このように、介護施設運営会議はグループの基盤を担う会議のひとつです。介護事業に関わる責任者の皆さんには、会議の場を活用してマネジメントサイクルを効果的に回し、改善と実行を行って頂きたいと考えています。そしてその積み重ねが、健育会グループの介護事業のミッションである「活力のある高齢社会のサステナビリティ」の実現に繋がっていくものと考えています。

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