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竹川理事長

昨年の第9回TQM活動発表セミナーにてケアポート板橋が最優秀賞を獲った時に、私はケアポート板橋の勢いを感じ、このパワーがあれば介護報酬の切り下げという厳しい逆風を乗り切れるだろうとコメントしたのを覚えています。そしてまさにケアポート板橋は、健育会グループの中で逆風でもすばらしいパフォーマンスを上げてくれている数少ない介護施設の一つとなっています。このことを通じ、TQM活動発表セミナーで感じるパワーというものは、日々の運営にも表れているのだということを、この1年を振り返って感じました。

今年の抄録を読んでみますと、発表を聞く前での感想は2つあります。ひとつは、栄養科関連の発表が16題中7題と非常に多いということです。これは、数年前から「患者さん・ご利用者への取り組みが充実してきたが、満足度評価の結果が伴っていない」という問題があり、その原因を「患者さん・ご利用者が直接的に感じ取る部分、例えば身だしなみや言葉遣い、食事などに改善の余地があるからではないか」と分析してきたため、そのことが栄養科の頑張りにつながっているということなのか、もしくは他に要因があるのかもしれませんが、もしかすると今日の皆さんの発表を聞くとその答えがわかるかもしれません。もうひとつは、抄録を読む限り、チームというより個人が頑張っているように見える活動が散見されたことです。それについても、発表を聞くと答えがわかると思います。そのような観点で、今日は楽しく聞かせてもらいたいと思います。」

会場の様子

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