2016.5.6
私の講話の後には、元日本代表で20年以上プロバスケットボールの世界で活躍しているレバンガ北海道の折茂社長兼選手から新社会人の皆さんへメッセージをいただきました。
「(前略)僕は、この花川病院そして理事長からのご支援から学び、大切にしていることがあります。それは、「きっかけ・タイミング・出会い」です。
健育会グループでは、東日本大震災で東北の病院・施設が被災されました。そのときに、北海道からいろいろと物資が届き、理事長は北海道に恩返しがしたいと考えておられたと聞いています。これが「きっかけ」です。
我々のチームは、その東日本大震災と同じ年に経営破綻しました。そして僕は北海道からチームを無くしてはならないと奔走し、そのことがNHKの番組で取り上げられました。番組では、存続への思いなどを伝えていただいていたのですが、その番組をたまたまの「タイミング」で理事長がご覧になりました。そして、僕は理事長に「出会う」ことができました。
どのようなきっかけで、どういうタイミングで、どういう人に出会うかによって、人の人生は変わっていきます。僕は理事長に出会えて人生が変わりました。理事長に出会えていなかったら、レバンガ北海道は存続しておりません。僕は北海道にもいませんし、ここで皆さんにお話しすることもありませんでした。
これから皆さんは、たくさんの方にお会いすると思います。「きっかけ・タイミング・出会い」を大切にしていってほしいと思っています。(後略)」