2016.6.3
大学野球の早慶戦が開催される中、他の授業が休講という中でわざわざこの講義のために約50名の学生が集まり講義が始まりました。
はじめに佐藤先生から、「ずっと医療というテーマを扱いたいと考えていましたが、今年、病院建設が始まり、タイミング的にとてもいいのではないかということで、取り上げることにしました。」など、今年度のテーマを「強靭健康社会のデザイン」とした趣旨についてなどご説明いただきました。
また村井先生からは「健康というのは、我が国の中でとても重要な課題です。また、「神奈川県藤沢市に健康をテーマに人を呼んで街を作ろう」という構想があります。その中のキー施設となる病院建設が始まったところで、まだ、皆さんが考えたことを病院設立の前に入れ込むこともまだ可能なタイミングです。大学で今年このテーマを扱う意味はとても大きいと思います。皆さんの活躍に期待します。」と、今年の授業の説明と学生への期待が語られました。
その後、まず坪田先生からの講義が行われ、「今、医療に求められているものは、病気になったら治すという従来のやり方から、病気にならないようにする、さらに健康にするというパラダイムシフトである。究極の予防医学であるアンチエイジング医学はこの領域に大きな貢献をなすと考える。今回の授業でも、一つの視点としてみなさんの頭に入れ、今までの医学ではやってこなかった視点を持って取り組んで欲しい。」とのお話がありました。
その後、私と松本先生から、学生の皆さんに向けて講義を行いました。