>Vol.132
>理事長トーク
HOME

タイトルバー

松本先生 講義(要旨)
  • 藤沢市の高齢化率は2010年で23%、2025年には25%を超え、2040年には32%と推定されてる。4人に1人以上65歳以上の人がいると突然社会は停滞し始める。その課題をどうやって解決するかが問われている。
  • 私は内閣府の医療・介護におけるITの活用についての委員も拝命しており、電子カルテやインターネットを使って、なんらかの健康寿命を延ばす取り組みをしていきたいと考えている。
  • 近年、スマートフォンは当たり前のように使われているが、75歳以上の高齢者でガラケーの携帯以上のものを使える人はあまりいない。しかし、テレビは皆が見る。そこで、インターフェイスとしてテレビを活用することを考えており、様々な実証実験は進んでいる。
  • 「Hospital in the home(ホスピタル イン ザ ホーム)」という言葉がある。高齢化、核家族化が進行し、独居世帯が社会問題化している中、在宅で家にいながらネットを介して病院とつながる見守りサービスである。
  • テレビから「お元気ですか?」と質問され、例えば元気なら青、相談したいことがあれば緑、体調が非常に悪ければ赤を押して、それでコールセンターと直結し、緊急な場合は救急車の手配まで行うというホスピタル イン ザ ホームのような取り組みを藤沢市で是非展開したい。また、家庭の中の体重計や体温計などのツールがBluetoothで繋がり、病院に情報を送って診察できるようなものを是非構築したいと考えている。
  • この講義の中から、さらに新たな健康寿命を延ばす施策が出てくるかもしれない。期待している。

松本先生 講義

理事長トーク