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全17事例の発表が終わった後、5名の外部審査員により別室で協議された結果、次の最優秀賞1題/優秀賞2題が選ばれました。

最優秀賞

吸引が出来るセラピストの育成システムの構築
竹川病院
カクタンGO

平成22年、厚生労働省医政局によりセラピストによる吸引が認められた。しかし、どのような教育・研修が必要なのかが規定されておらず、医療施設等に任されているのが現状である。そこで、より安全で質の高いリハビリを提供するという観点から、研修方法の確立を含めた「吸引が出来るセラピストの育成システム」を構築し、吸引ができるセラピストの輩出に取り組んだ。取り組み前は、リハビリ介入中に吸引が必要となる度に看護師に依頼していたが、吸引のできるセラピストの育成が継続的に行えるようになり、リハビリ介入中にセラピストが吸引を行うことで患者さんの苦痛の時間を短縮できるようになった。

最優秀賞受賞者

病棟生活におけるFIMの向上を目指して
花川病院
TO・I・RE♪ × 3「We are perfect human」

優秀賞受賞者

実行能力を採点する病棟FIM(看護部が採点)と潜在能力を採点するリハビリFIM(リハビリ部が採点)に差が見られ、介助方法に差があることがわかった。リハビリ部と看護部の情報共有を密に行い、まずFIMの差が大きいトイレ動作・移乗の介助方法の統一を目指したところ、出来るADLとしているADLの差を縮めることができた。

優秀賞

医事−薬局使用薬剤突き合わせ作業における
薬剤使用差異原因の追求
石川島記念病院 薬剤在庫管理研究会

優秀賞受賞者

医事薬剤請求量と薬局薬剤売上原価の差異原因の追究を行なった。「差異を特定する手段の確立」「現場在庫棚卸しルールの確立」「棚卸を1日で行い、棚卸後使用薬剤の把握方法の確立」などの対策を行い、差異原因を解明し、差異を減少させることができた。

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