2017.5.19
理事長最後になりますが、今後への抱負をねりま健育会病院/ライフサポートねりまで働く職員に向けてはもちろんのこと、健育会グループ全職員の良い刺激になると思いますので、聞かせてください。
酒向一番の地元への貢献は、常に満床・フル稼働していくことだと考えています。そのためには、まず病院の理念・方針に賛同していただけるスタッフに早く来て頂いて、フル稼働にすることが目標です。そしてその臨床をベースにしながら、我々の病院で治療した結果を、健育会グループの研究発表はもちろんのこと、学会等でどんどん発信していきたいと考えています。
老健では、「ゆるくリハビリして、お家に帰っていただく」「口から食べれない方が、なぜ食べれないのかをきちんと解明して、食べれるようになって帰っていただく」「お家で困る認知症の方が、可愛い認知症の方になっていただき帰っていただく」という3本の柱に加え、「どうしてもお家で過ごせないという方は、看取りまでお世話する」という4本目の柱を持っています。これを決められた範囲の中で効率的に実現するのは大変ですが、これらを実現することで老健の価値がさらに高まると思いますので、積極的に取り組み、こちらについても全国へ情報を発信できるようになればと考えています。
理事長開院から1ヶ月がたち、ほぼ順調に病院も老健も活動されているとのことで、大変安心しました。酒向先生の元、ねりま健育会病院とライフサポートねりまは健育会グループ、そして日本のリハビリテーション医療を引っ張っていく存在となれると思いますので、大いに期待しています。