2013.3.12
熱川温泉病院 永留 愛里
女性と整形疾患患者においては、日常的に「できるADL」と訓練で「しているADL」の差が大きく、転倒に影響していることが示唆された。
竹川病院 吉田 しず香
ナースコールの実態と意識に関するアンケート結果を病棟職員が共有することによる、患者とスタッフ双方の変化を調べた。実態の把握後の変化に有意差は見られなかったが、満足度「高」と示す患者数は増えた。
石巻港湾病院 木村 弘美
看護職個々のレディネスの段階に合わせた教育アプローチを実施した結果、4項目が有意に高く、この方法による学習の有効性が明らかになった。
介護老人保健施設オアシス21
阿部 信宏
施設利用者を対象に4種類の音楽を聴いた反応を調べた結果、クラッシックと民謡に変化があり、個人の心身状態や時間によって音楽を使い分けることが、心身をコントロールするのに有効的であることがわかった。
花川病院 遠藤 宏美
FIM排泄関連動作の自立に関わらず、日中介護者がいれば在宅復帰が可能であった。一方、在宅にならなかった患者は、年齢が若く、身長・体重が大きく、認知度もよい男性であった。
いわき湯本病院 根本 奈津美
嚥下障害の患者を対象に訓練を行い、さらに摂食場面の観察と評価を行った結果、改善が見られた。言語聴覚士のみならず、看護・介護職員が日々、嚥下訓練と評価を行うことが改善につながることが示唆された。
西伊豆病院 川添 裕樹
ブラシの選択のために、舌のケア後の菌の変化を見た。結果、3種類のブラシ、すべてに菌量の減少はみられたことに加え、その菌の減少に差は見られなかった。短時間のブラッシングでも継続的に行うことが重要であるとわかった。