また、5名の来賓の方々から、祝辞をいただきました。
藤沢市遠藤の地に、慶應義塾大学と連携した湘南慶育病院が開院するにあたりまして、医療法人社団健育会、並びに慶應義塾大学関係者の皆様に心から感謝をいたします。
この地域のことを藤沢市西北部と呼んでおりますが、この地は以前は農業や植木を中心とする農業地帯でございました。そのような地域を都市拠点の一つである「健康と文化の森地区」とし、文化の森地区には1990年に「慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス」が開設され、2001年には健康の森地区に「看護医療学部」が開設されました。
そのような中で湘南慶育病院が開業され、「健康と文化の森地区」の中核を担っていただけると考えています。ぜひ、市政と共に藤沢市の市民の健康寿命の延ばし、健康長寿神奈川県一、そして日本一を実現する取り組みを実施していければと考えています。よろしくお願いいたします。
湘南慶育病院におかれましては、抗加齢医学・未病研究やライフクラウド研究など慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパスとの連携のもと、ITを活用した見守りサービスなど地域住民の健康を守る先進的な取り組みをされると伺っています。ご存知のように、昨今の医療技術や周辺技術の進化、あるいは医療関連ニーズの変化に伴いまして、医療健康サービスの提供というのはドラスティックな変革期を迎えようとしているところです。そのような中で湘南慶育病院が開業するということは、私共といたしましても非常に心強く感じており、県としても可能な限りの協力をしていきたいと考えています。
また神奈川県においては、黒岩県政のもと、未病というコンセプトを打ち出して社会改革に努めているところです。湘南慶育病院におかれましては、未病抗加齢センターを設置するなど、神奈川県の取り組み、あるいは世の中のトレンドを察知して動こうとされていることに対しては改めて敬意を評したいと思っております。湘南慶育病院が地域に根ざした病院として良質な医療の提供にご尽力いただくとともに、神奈川県の施策により一層のご協力を賜りますことを心よりお願い申し上げます。