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湘南慶育病院 開院式

慶應義塾大学医学部長 天谷 雅行 様 ご挨拶(抜粋)

湘南慶育病院 開院式

藤沢市に、SFCの隣に、そして「健康と文化の森」の中に病院を建設することは多くの関係者の悲願でありました。そして、長い準備期間、周到な計画、そして安全な工事など全てが順調に進み今日という日を迎えられました。
2017年は慶應義塾大学医学部にとっても特別な年であります。1917年に自然科学に注目し、その重要性を認識していた福沢諭吉先生の遺志を継ぎ、慶應義塾60周年を記して医学部が開設されました。その1917年から本年が100年目であり、医学部は開設100年を迎えました。この同じ年に湘南慶育病院がSFCの隣に開院するのは何か強い結びつきを感じざるを得ません。
SFCは慶應義塾の中でも独特の雰囲気を持つキャンパスです。自由、多様性、最先端、国際的というキーワードが示すものを元に学部や大学院が配置されています。そして湘南慶育病院は単なる地域病院ではなく、看護医療学部との連携により看護実習を提供し、また環境情報学部政策メディア研究科と連携し、現在の単元的診察を超えた遠隔医療の導入など時代を先導するスマートホスピタルと発展していくことが求められていますし、抗加齢、未病、そしてスマートリハなど本当に先駆的な施設が配置されています。また、医師の90%以上が慶應義塾大学三四会関係者であり医学部との強い連携も行われています。現在新しい医療を展開する上で診療のみならず、臨床研究、個人情報の取り扱いなどを行い、技術面においても安心・安全が社会から求められております。このような状況の中で、医学部としてお手伝いできることもあるのではないかと考えております。
今後、湘南慶育病院が藤沢の地から、スマートホスピタルの模範的・先導的なモデルとして、日本にそして世界に情報を発信し続けられるよう、ますます発展されることを心より祈念しております。

その後、院長挨拶として、湘南慶育病院 院長 松本 純夫先生より、湘南慶育病院の診療内容についてご説明させていただきました。

また、無事工事を施工いただいた株式会社伊藤喜三郎建築研究所様と前田建設工業株式会社様に、開院式の場を借りて感謝状をお送りさせて頂きました。

本当に多くの皆様のご尽力で、開院式を迎えることできました。
お集まりいただいた多くの皆様、そして藤沢市にお住いの地域の皆様のご期待に応えられるような病院運営を行なってまいります。

湘南慶育病院 開院式

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